[ 猫のぬいぐるみ・ワークショップ ]


技法 : Tvistsom(ツヴィストソム)





 
(↑写真 : picnikaさんより。店内にて )


(↑写真 : picnikaさんより )

 

福岡のピクニカさんで開催される、「古書玉椿とピクニカの手芸書展」の期間中に
手芸のワークショップが行われます。kiccaもお声をおかけいただき、ツヴィストソムのワークショップを
させていただくことになりました。福岡にお住まいの方、お近くの方、ご旅行などでお越しの方などに
ぜひご参加いただきたいです。kiccaもよくお世話になっている、玉椿さんの古い手芸書たちもどうぞお楽しみに。





〜 kicca ツヴィストソムワークショップ日程 〜


1月17日(土)
1月18日(日)
時間は両日ともに13〜16時

参加料金 : 4500円(猫1体分の材料費込み、お茶、お菓子付)

1回の定員 : 8名さま

場所 : ピクニカ
福岡県福岡市中央区谷1−10−3、2F

※お申込みはピクニカさんへお願いいたします。

090-400-0587
contact@picnika.net





お持ちいただく物 : 毛糸を通せるような針の穴が大きめで、先が尖った刺繍針。縫い針。
毛抜き、ハサミ、針刺し
(お持ちでない場合には貸出致します)


※kiccaの刺繍本「ツヴィストソムと北欧刺繍」をお持ちの方はお持ちいただくと、ツヴィストソムの基礎の説明ページを
ご覧いただきなから進められるため、良いかと思います。




猫の出来上がりサイズ : 縦 約10〜12cmほど






  


  






ピクニカさんは、東欧の古道具と手仕事品を主に扱うお店であることから、刺繍も楽しみながら、
独特な雰囲気のお店の空間に似合うものを、、、と考えたところ、アイテムはぬいぐるみに行きつきました。
刺繍の技法はツヴィストソムです。ツヴィストソムは、南スウェーデンのスコーネ地方に伝わる伝統刺繍。
ロングアームドクロスステッチとも呼ばれ、ヨーロッパの国々の古い時代の手仕事品の中にも登場
しているのをたびたび見かけます。ハンガリーの古い時代の民芸品を紹介している古書にも、
ロングアームドクロスステッチがほどこされた古いファブリックの写真が掲載されていました。
ツヴィストソムは、ステッチの方向を縦、横と、方向を変えて刺し、見た目(デザイン)の変化を出すことを
楽しむのも一般的です。方向を組み合わせると少しだけ複雑になりますため、今回は横方向のみでステッチします。




最初は馬を作ろうと考えていたのですが、試行錯誤しているうちに、いつの間にか猫に(笑)。
kiccaの刺繍本「ツヴィストソムと北欧刺繍」の中に登場した猫の顔がてっぺんについたポットウォーマー
みたいな雰囲気をイメージして作ってみました。いろいろな素材を盛り込みましたので、それも楽しんで
いただけると思います。今回は、抜きキャンバスの上からザクザクとラフにステッチするツヴィストソムです。
その後の仕立ても、とてもラフに。型紙はご用意しますが、特に決まりはありませんので、ご自由に形を変えて
いただき、お好みの猫を作ってみて下さい。形はちょっといびつなくらいがかわいらしいのではないかと
思いますので、縫製が苦手な方にも安心です。
しっぽに見立てた、もしゃもしゃなタッセルづくりもお楽しみ下さい。




刺繍の図案は、スウェーデンの古い時代の織物から。kiccaのビーズ織りブレスレットに使った柄を
アレンジしてあります。刺し埋めることの多いツヴィストソムですが、なかなか時間を要しますので、
今回は気軽に楽しめる、モチーフのみとしました。三角▲▼の模様の繰り返しですので、難しいところは
ありません。針運びの順番さえ覚えてしまえば、楽に進めていただけますので、初心者の方にも
お気軽にチャレンジしていただけます。抜きキャンバスは、刺繍の完成後に毛抜きで1本ずつ
取りのぞきます(取りのぞきやすい生地を使用)。刺繍枠は使いません。






  





ボディはイタリア製の上質な綾織のウール布で、ネイビーとアイボリー。当日、お好きなほうをお選びください。
やや厚手なので、縫製がラフでもあまりひびきません。 ボディの形は、サンプルのようなサイズの2タイプの
型紙をご用意しますが、お好みの形やサイズにしたり、ご自由に仕立てて 下さってOKです。
詰め物の入れ具合もお好みで(羊毛)。ぷっくりしたボディにしてもかわいいですね。




ボディにほどこした刺繍の毛糸はデンマーク製。Holst garnのCOASTで、ウールとコットンの混紡糸。
やわらかくてしなやか、ステッチが浮きにくく、刺し上がりはふわっとしています。カラフルな色など、いろいろな色を
当日お持ちしますので、お好みに合わせてお選びください。写真に写っている以外の色もお持ちします。
サンプルの刺繍は2色使いですが、多色使いにしてもOKです。 サンプルの糸の色は、キャメルxアイボリー、
グレイッシュグリーンxグレイッシュライトブルー。




しっぽに見立てたタッセルも、刺繍と同色です。毛糸は玉巻になっていて、その中心から糸を引っ張り出すため、
糸にはもしゃもしゃとしたクセがついています。タッセル完成後は、通常ではクセをドライヤーなどで伸ばすことが
多いのですが、とぼけた雰囲気を出したくて、今回はわざともしゃもしゃとしたまま付けました。
タッセルのボリューム、サイズはお好みで仕立てて下さい(糸の本数、長さなど)。






  


目に使った刺繍糸はアメリカ製のGinnie Thompson。光沢のない素朴な花糸(Flower Thread)です。
サンプルには、ブルーグリーンとえんじ色を使いましたが、たくさんの色の中からお好きな色をお選びいただけます。
とっ散らかったイメージでつけた髭(笑)は、リトアニア製のリネン糸。無漂白色で、ハリがあります。
同色の糸で縫い付けています。鼻は、かわいくなり過ぎる気がしたので作りませんでした。




頭用の布には、ノスタルジックな雰囲気を出したくて、別珍を使いました。サンプルでは、ダークブラウンと
ダークグレイです。ボディの布と頭の布の組み合わせは、お好みで逆にされてもOKです。





  


耳と足には、ラップランド製の柔らかなトナカイ革を使いました。ブレスレットなどの工芸品にも使われている革です。
色はブラック、レンガ色っぽいブラウンです。お好みのほうをお選びください。サンプルでは革の裏面が見えるように
使いましたが、お好みで表面が見えるようにしても。ラフに縫い込みます。
アイボリーのボディの猫は、なぜだか片足がペロンと上を向いて仕上がり、座らせた時にその様子が
かわいらしく見えました。よろしかったら手で革にクセをつけてみてくださいね。





  


  


  


サンプルは、いろいろと変更しながら進めていき、出来上がってみると、ポンチョを着た猫のきょうだい、というようなイメージの
ぬいぐるみたちが生まれていました。アイボリーが姉で、ネイビーが弟。おすましな姉さんと、いたずらばかりしているチビの弟?
なんとなくそんなふうにも見えてきます(笑)。弟は、帽子のようにウニ殻を頭に乗せてみたり、先住猫の「部長」からお小言をもらったり。


※ブルーの編みぐるみの「部長」は、譲っていただいたお店の方からそのような名前をつけられ、かわいがられていました。
ドイツのおばぁちゃんが編んだものなのだとか。